【ONE】内藤大樹がONEデビュー戦KO勝利!那須川天心に2度敗北?ONEで活躍していける?ONE出場の経緯についてもまとめてみた!
みなさんこんばんは!かいてぃーです!
今日もブログ更新のお時間となりました(*‘ω‘ *)
前回の記事はこちらになりますので、宜しければご覧ください(´Д⊂ヽ
先日、2019年10月25日にはONEのジャカルタ大会が開催されましたね。
今回のONEでは
【武尊と対戦経験有りのワンvs天心と対戦経験有りのローマ】
というカードが話題に上がりました。
(結果は武尊選手と対戦経験有りのワンが1R KO勝利)
【ONE】武尊と対戦したワンが那須川天心と対戦したローマをKO https://t.co/oeVPBCjTuA
— 格闘技の最新ニュース (@martialarts_bot) October 25, 2019
「武尊は天心に比べて弱い相手としか試合をしていない」
という意見が飛び交っていましたが、今回の結果から
両者の対戦相手に大きな差はない事が明らかになりましたね。
さて、今回はそんなONEジャカルタ大会でONEデビュー戦を迎えた内藤大樹選手について記事を書いてみたいと思います。
【今回のもくじ】
ONEデビュー戦に3R TKO勝利!
今回のメインの内藤大樹選手ですが、2019年10月25日に開催されたONE Championship ジャカルタ大会でアレクシ・セレピソスを相手に見事な3R KO勝利を飾りました。
ひとまず、、、3ラウンドKOで勝つことができました!
— 内藤 大樹 Taiki Naito (@taikick0113) October 25, 2019
本当に沢山の応援ありがとうございましたッ❗️
また改めて投稿します🙏
ここで勝ち上がる。#ONEchampionship#BELLWOODFIGHTTEAM pic.twitter.com/PF6wBqKI9R
今回の記事ではONEデビュー戦の相手や出場までの経緯などについて記載してみたいと思います。
対戦相手のセレピソスは強い??
対戦相手のセレピソス選手は地元であるニュージーランドでタイトルを総ナメし、数々の格闘技を経験してきた強豪。
こう聞く限り、そこそこの実力者ではないでしょうか。
ONEには今年1月が初参戦。敗れはしたものの強豪を相手に判定までもつれ込むなど健闘を見せました。
このことからも明らかなかませ犬のような選手ではないことが分かりますね。
そもそもONEにそんな選手は居ません。。
ONE参戦の経緯を紹介!那須川天心へのリベンジは??
内藤選手といえば「那須川天心を追い続けた男」として有名ですが、なぜ今回、いきなりONEへの参戦を決めたのでしょうか。天心選手との関係も含めてみていきましょう。
まず、内藤選手が初めて天心選手と試合をしたのは2015年8月1日。
BLADE-55㎏トーナメント決勝戦です。
このトーナメントは8人制の1dayトーナメント。
参加者全員が打倒・那須川天心を掲げたことから
「那須川包囲網」
という言葉が生まれ、現在でも有名ですね。
そんな過酷なトーナメントを互いに勝ち上がり、決勝の舞台で内藤選手と天心選手の対戦が実現しました。
これまでに21戦18勝という好戦績で迎えた内藤選手に対し、天心選手は全勝ながらもプロキャリアたったの7戦。
現在ではキックボクシングの頂点に君臨する那須川選手ですが、当時は内藤選手有利との声も上がりました。
しかしいざ試合が始まってみると、開始20秒でハイキックを貰い、ダウンを取られてしまう内藤選手。
その後も立ちあがりますが、全ての攻撃を見切られ左フックで2度目のダウン。
なんとか立ち上がるも、那須川選手の連打の前に3度目のダウンを喫しました。
こうして那須川選手との初戦は1R 1分41秒で敗北という結果に終わります。
これまで数々の強豪と試合をしてきた内藤選手ですがKOでの敗北は自身初となります。内藤選手の天心選手に対する執着心はここから生まれたのですね。
その日から2年、依然として天心選手を追い続ける内藤選手は2017年11月に【RISE121 -57㎏1Dayトーナメント】に参戦します。
天心選手が主に試合をしている体重と近く、優勝者は天心選手との試合に近づくことから当時話題となりました。
結果としては現在スーパーフェザー級王座に最も近いと言われる原口健飛選手を1回戦で撃破。
続く2回戦は現RISEフェザー級王者である工藤政英選手を撃破。
決勝戦はONEChampionshipにも参戦しているMOMOTARO選手にKO勝利し、見事優勝を飾りました。
この試合で天心選手に近づいた内藤選手は、ついに2018年11月に天心選手と再戦します。
お互いにキャリアを大きく伸ばして臨んだ1戦。内藤選手のキャリアを見ると、日本人としては既に最上位の1人だと思われます。
計量クリアしました。
— 内藤 大樹 Taiki Naito (@taikick0113) November 16, 2018
いよいよ明日。
サポートしてくださった全ての皆様に感謝します。
3年3ヶ月、明日勝つ為にやってきました。
過去最高の状態で挑み、必ず勝つ。
時代が変わるのか、変わらないのか。
僕が変えます。
応援宜しくお願いします。
やるぞ。 pic.twitter.com/syDk9tSxy8
ツイートを見ると分かりますが、3年と3ヵ月、全てを賭けて臨んだ試合でした。
しかしやはり格が違う天心選手。
内藤選手の思いも虚しく、1Rで全ての攻撃を見切られた上、1Rに3度のダウンを取られわずか1分59秒で敗北します。
リングを降りた内藤選手は天心選手に
「3年間ありがとう」
と告げ、会場を後にします。
全てを懸けて挑んだ試合
— 内藤 大樹 Taiki Naito (@taikick0113) November 18, 2018
前回と同じく1ラウンドKO負けでした。
那須川選手、本当にありがとうございました!闘ってくれて感謝します。
サポート、応援していただいた皆様、期待を裏切ってしまい申し訳ありませんでした。
ただ...本当に沢山の応援幸せでした。
ありがとうございました。
©︎佐藤タケシ pic.twitter.com/HtMK9zL4gs
格闘技を続ける上で最大の目標であった天心選手へのリベンジ戦に完全敗北し、目標を失った内藤選手。
しばらくは格闘技の練習もすることなく過ごしていたそうですが、時間がたつにつれ「まだ戦いたい」という気持ちが湧いてきたのだそう。
そして天心戦後の2019年4月、内藤選手はこれまで所属してきたストライキングジムAresを離れ、元同門の鈴木博昭選手が代表を務めるBELLWOOD FIGHT TEAMに所属を変えました。
鈴木選手とはいつも一緒に練習してきた仲であることが移籍のきっかけだとか。
鈴木選手が先だってONE Championshipで活躍していたことから、それが刺激になり格闘技の練習を再開。
再起戦では敗北するも、その後自身のジムの代表・鈴木選手を追ってONEに参戦しました。
ONEでもTKO勝利を飾り、実力としては日本トップであるにも関わらず天心選手に2度の完全敗北。
しかし、その敗北から立ち直りONEでの衝撃デビューとなったわけですね。
今後のONEでの活躍に期待!
デビュー戦を綺麗なTKO勝利で飾った内藤選手ですが、強豪ひしめくONEでどこまで活躍していけるのでしょうか。
ONEのフライ級ムエタイ王座は天心選手とも激闘を繰り広げたロッタン選手。
今回の様に勝ち続ければ、ロッタン選手との試合も視野に入ってくるのではないでしょうか。
今回のまとめ
今回は少なめのボリュームながら、日本SB界のトップ・内藤大樹選手について記事を書かせて頂きました。
ONEでのデビュー戦TKO勝利に加え、天心選手を追い続けた3年間など、内藤選手について深く迫ってみました。
内藤選手の階級であるONEフライ級にはロッタン選手が王座に君臨したりと、天心選手に再び結びつく相手も在籍します。
今後天心選手へのリベンジは続くのか?そのあたりにも注目して内藤選手の活躍を楽しみにしています。
内藤選手のプロフィール・戦績などについてはまた別の記事で触れてみたいと思います!
※当記事で取り上げたBLADE-55㎏トーナメントにも参戦した鈴木真彦選手について記事を書いてみたので、是非ご覧ください(^^♪
また、内藤選手が過去に勝利した原口健飛選手についても取り上げています!
それではまた次回の記事でお会いしましょう!(*‘ω‘ *)
アデュー!!