【解説】「那須川包囲網」とは??起源のBLADE-55kg Tには村越優汰や内藤大樹なども参戦していた?全試合KOで衝撃の結末や組み合わせ、結果についてまとめてみた!
みなさんこんばんは!かいてぃーです!
今日もブログ更新のお時間になりました
さて、昨日は内藤大樹選手のONEデビュー戦について記事を書きましたが、今日の記事も内藤大樹選手が関係する記事となります。
ちなみに、昨日の記事はこちらになります!
さて、皆さんは2015年に行われた
「BLADE-55kg 1Dayトーナメント」
をご存知でしょうか。
当時もかなり注目されたトーナメントですが、見返してみると現在日本でトップレベルの選手ばかりが出場していました!
その中でも異彩を放つ那須川天心選手に対して生まれた
「那須川包囲網」
という言葉を皆さんも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
今回の記事ではトーナメントの組み合わせや結果、そして、「那須川包囲網」について解説してみたいと思います!
【今回のもくじ】
那須川包囲網とは!?
まず今回のメイン、那須川包囲網という言葉がどのようにして生まれたのか解説していきたいと思います。
始まりは2015年に各団体の王者を集めて行われた BLADE-55kgトーナメント。
今や上の階級で活躍する選手が揃って55kgの頂上決戦に参戦しました。
その中でも異彩を放つのはアマチュア時代から注目を集め、プロデビュー後も無敗でRISE王者となった天心選手。
BLADE-55kgトーナメント開催時の戦績は7戦7勝とまだまだ薄いキャリアながらも、他の7人の選手からとても注目されました。
その際に他の7人の選手全員がトーナメントの目標として掲げたのが
「打倒 那須川天心」
他の参加選手全員から狙われ、まさに四面楚歌の状況であることから名付けられたのが
「那須川包囲網」
という言葉です。
プロデビューから僅か一年でそこまでの注目度を集める天心選手には、改めて驚きですね。
トーナメント組み合わせは?現在の超有名選手も?
早速ですが前項で紹介したBLADE-55㎏トーナメントの組み合わせを見てみましょう。
以下が、組み合わせになります。
2019年現在になってトーナメント表を見返してみると、とんでもない選手達が揃っていますね。
現在の視点で話を進めていくと、1回戦から
【那須川天心vs鈴木真彦】
という現RISE王者同士の好カード。
また、反対側のブロックでは
【SB王者 内藤大樹vsRISE王者 工藤政英】
というこちらもメジャー団体を背負う王者同士の好カード。
そのほかにもONE参戦の小笠原裕典や、武尊と対戦が決まっている元RISE王者・村越優汰の姿もみられます。
現在では全ての試合がメインでもおかしくないくらいのボリュームですね。
トーナメントの結果については最後に記載していきますが、次の項ではまず各選手の勝率・KO率を含めて戦績を見ていきましょう。
BLADE-55kgトーナメント 参加選手の戦績は?
次は打倒・那須川天心を掲げたBLADE-55kgトーナメント参加選手の戦績を見ていきたいと思います。
過去にこのトーナメントに参加した選手は、現在どのような格闘技人生を歩んでいるのでしょうか。
戦績は下記になります。
那須川天心 | 内藤大樹 | 鈴木真彦 | 村越優汰 | 小笠原裕典 | 工藤政英 | |
---|---|---|---|---|---|---|
試合数 | 33 | 38 | 27 | 35 | 26 | 32 |
勝利数 | 33 | 30 | 24 | 28 | 15 | 19 |
KO勝利 | 25 | 10 | 14 | 11 | 4 | 13 |
敗北数 | - | 8 | 3 | 7 | 7 | 10 |
引き分け数 | - | 0 | 0 | 0 | 4 | 3 |
勝率 | 100% | 79% | 89% | 80% | 58% | 59% |
KO率 | 76% | 33% | 58% | 39% | 27% | 68% |
一仁選手、ユウ・ウォーワンチャイ選手に関しては正確な戦績が見つからなかった為克愛させて頂きますが、残る6人の戦績はこのようになります。
小笠原選手・工藤選手に関してはあまり目立った戦績とは言えませんが、
- 那須川天心 勝率100%
- 鈴木真彦 勝率89%
- 村越優汰 勝率80%
- 内藤大樹 勝率79%
少なくとも上記4名の勝率は日本トップレベルだと言えるのではないでしょうか。
鈴木選手はこの敗戦以来、現在まで17連勝。
内藤選手は現在まで38戦を行い、天心選手以外にはKO負けしていない。
村越選手はK-1の上位まで上り詰め、武尊選手との試合が確定しています。
このように、過去にBLADE-55㎏トーナメントに参戦した選手の多くがその後選手として大成しています。
さて、そこで気になるのが
「この強者だらけのトーナメントを誰が、どのようにして制したのか」
という点ですよね。
次の項ではトーナメントの結果について見ていきましょう。
衝撃の結末!那須川天心が覚醒し全試合KO?
遂にBLADE-55㎏トーナメントの結果について発表です。
早速トーナメントの結果について見てみましょう。
結果は以上になります。
優勝は注目通りの天心選手となりました。
強豪が多数参加した中で当時17歳の天心選手が【那須川包囲網】を見事突破し、BLADE-55㎏の頂点に立ちました。
17歳でのトーナメント制覇にも驚きですが、衝撃的なのはその試合内容。
その試合内容はと言うと・・・
1回戦:鈴木真彦選手に1R 1分46秒でKO勝利。
準決勝:小笠原裕典選手に3R 0分44秒でKO勝利。
決勝 :内藤大樹選手に1R 1分41秒でKO勝利。
なんと3試合すべてがKO勝利。
現在キックボクシング界のトップに立つ天心選手ですが、この時点で既にバケモノだったことが分かりますね。
那須川包囲網は簡単に突破され、天心選手の一人勝ちとなりました。
また、この際に内藤選手を倒したことにより、内藤選手は3年間天心選手のみを追い続けて格闘技に励みます。
内藤選手のリベンジの結末はこちらの記事でご覧ください。
今回のまとめ
今回は「耳にしたことはあるけど、詳しくはわからない」
そんな天心選手の過去について触れてみました。
現在キックボクシング界の頂点に立つ天心選手ですが、高校生時代から規格外であったことがよくわかりましたね。
また、このトーナメントにより様々なドラマが生まれ、負けた選手は今なお天心選手を追い続けています。
現在では日本人が天心選手と試合をすることは難しい状況になってきていますが、いつの日かトーナメント参加者が天心選手と再戦を行うことが楽しみですね。
今回の記事で取り上げた鈴木真彦選手についてはこちらの記事で詳しく取り上げています。
今回の記事は以上になります。
それではまた次回の記事でお会いしましょう(*‘ω‘ *)
アデュー!!