かいてぃーの格闘技ブログ

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【RIZIN】ルイス・グスタボは強い?スラム街出身で抗争に巻き込まれた?RIZINでも衝撃KO連発?これまでの戦績や経歴をまとめてみた!

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こんばんは!かいてぃーです!

 

本日は朝倉未来との対戦やRIZINライト級GPへの出場で一躍有名となった

ルイス・グスタボ選手

について紹介していきたいと思います。

 

グスタボ選手はRIZIN参戦まではあまり知られていない選手でしたが、最近では日本でも人気になってきていますね。

 

それでは早速、グスタボ選手についてまとめていきます。

 

 

ルイス・グスタボのプロフィール

 

本名:ルイス・グスタボ

通称:ファベーラの必殺仕事人

生年月日:1996年2月25日(23歳)

出身地:ブラジル・パラナ州

所属:EVOLUCAO THAI

身長:177.8㎝

体重:71㎏

階級:ライト級

戦績:12戦10勝2敗

通称の「ファベーラの必殺仕事人」に含まれている「ファベーラ」とは、ブラジルのスラム街や貧民街を指す言葉だそうで、恵まれない環境に生まれたことが分かります。

 

グスタボの経歴は??

プロフィールを見る限りではあまり恵まれない環境に生まれたと思われるグスタボですが、実際のところどのような人生を歩み、RIZINの舞台へやってきたのでしょうか。

 

過酷な幼少期を過ごす

現在では総合格闘家として華々しい舞台で試合をしているグスタボですが、ブラジルのパラナ州という場所で生まれ育ちます。

 

日本の真反対である南アメリカ州に位置するブラジルでは、サッカーなどが有名でよく耳にする国だと思いますが、かなり治安の悪いことでも有名となっています。

 

グスタボの生まれたパラナ州はブラジルの中ではまだ治安の良い地域とされているようですが、それでもグスタボはスラム街での生活を余儀なくされていくこととなります。

 

そんな治安の悪いスラム街で育ったグスタボですが、13歳の頃に自分の目の前で父親が銃で撃たれ、しばらく入院したのちに亡くなってしまうという事件が起きます。

 

グスタボの父は亡くなる寸前、グスタボに

「家族の生活がかかっているから、このまま死ぬことはできない」

との言葉を零したそうですが、結果としてはその後無くなってしまいます。

 

この事件を受けて、母に加え兄と弟がいるというグスタボは、自分が父の代わりに家族の生活を楽にさせてあげると誓ったそうです。

 

18歳で格闘技プロデビュー

幼少期から格闘技をやっていたグスタボは、その実力をメキメキと伸ばすと、数々のアマチュア大会で好成績を残し2014年に18歳でプロデビュー

 

また、プロデビューから全勝で迎えた2年後の2016年にはヴァンダレイ・シウバに実力を評価され、現在も所属しているEVOLUCAO THAIへ移籍することとなります。

 

その後、ジムを移籍したことで恵まれた練習環境を得たグスタボは更に実力をつけると、2018年8月にはプロ8戦8勝・フィニッシュ率100%のパーフェクトレコードで初来日を果たします。

 

RIZIN参戦

2018年8月のRIZIN.12で初来日を果たすと、当時RIZIN5戦全勝でライト級のエースであった矢地祐介との対戦が決定します。

 

RIZIN初戦 vs矢地祐介

今では日本でも有名なグスタボですが、当時は海外のマイナー団体で全勝というだけの選手でしたので、当然エースの矢地に勝利予想が傾きました。

 

しかし大方の予想を覆し1Rから前に出続けると、打撃の威力を見せた上でテイクダウンを奪うなど確かな実力を見せます。

 

2Rには打撃を警戒した矢地にテイクダウンを奪われますがこれをなんとか脱出。

 

1R同様の強力な打撃で矢地の顔面をカットすると、畳み掛けるような右フックを効かせてTKO勝利を収めました。

 

RIZIN2戦目 vs朝倉未来

続いてRIZIN.15で行われた2戦目では、当時RIZIN4連勝を収めていた朝倉未来と対戦。

 

朝倉未来はRIZINフェザー級のエースであり、グスタボにとってはキツイ2連戦となります。

 

本来ライト級のグスタボと、フェザー級の未来の対決の為体重は間をとって68kg契約となりました。

 

この試合では勝利予想が別れ、勝負論のある試合となりましたが、3Rを戦い抜いた末に判定3-0で敗北してしまいます。

 

RIZIN3戦目 vs上迫博仁

この時点ではRIZIN1勝1敗のグスタボですが、矢地をKOした点や未来と互角に近い攻防を見せた点が評価され、RIZINライト級GPへの参戦が決定します。

 

このGPは8人制で行われ、RIZIN史上最高といってもいいくらいレベルの高いトーナメントとなります。

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 そんな中、一回戦で上迫と対戦が決定。

 

上迫のセカンドに朝倉未来が付いていたこともあり、序盤は珍しく相手に対して警戒を見せるグスタボですが、1R中盤で右ストレートをヒットさせます。

 

追撃ではフィニッシュすることができませんでしたが、上迫の顔面にカットが見られた為レフェリーが試合を止めTKO勝利を収めることとなりました。

 

RIZINライト級GPについてはこちらの記事で詳しく紹介しています。

 

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RIZIN4戦目 vsパトリッキーフレイレ

続いてRIZIN4戦目はライト級GP2回戦でパトリッキー"ピットブル"フレイレとの対戦となります。(以下ピットブルと略します)

 

ピットブルは世界2位の総合格闘技団体BELLATORのトップファイターであり、RIZIN含めこれまで戦ってきた選手とは全くレベルの違う相手となります。

 

これまで圧倒的な攻撃力を見せてきたグスタボですが、試合前からかなり勝利予想は傾いており、ピットブル有利との意見が大半でした。

 

試合結果としては、1R開始早々に何もすることができないまま26秒でのKO負けを喫しています。

 

まさかここまでの差があるとは驚きでしたね。

 

また、余談となりますが相手のピットブルはこの戦いで拳を骨折したそうです。

 

ライト級GPの決勝では相手のムサエフも拳が折れているという怪我人対決となりましたが、グスタボに勝ったピットブルが準優勝に終わった事から、グスタボがライト級の頂点に立つにはまだまだ時間が必要だと思われます。

 

 

グスタボのサイン偽造疑惑とは?

2019年大晦日に行われたRIZIN.20では選手のサイン入り福袋というものが発売され、300個限定の福袋はすぐに完売してしまうほどの人気となりました。

 

その中にグスタボのサインも含まれていたのですが、本人のサインであるにも関わらず

「スタッフが書いたのではないか」

と、一部のファンからサイン偽装疑惑が出ることとなりました。

 



内容としては、

サインにボールペンで下書きがしてある

スタッフが書いたのでは?

という流れになります。

 

ちなみに問題のサインがこちら。

 

これについては賛否両論ありましたが、RIZIN運営スタッフから正式な回答があり、グスタボ本人のものであることを納得されたようです。

 

グスタボの生まれた環境が決して裕福では無かった点や、これまでサインを書いた経験がなかったと推測されることから、日本での常識が通用しない為この様な事態が起きたと言われています。

 

今回のまとめ

今回はRIZINライト級で活躍を見せるグスタボ選手についてまとめてみました。

 

決して恵まれない環境に生まれながらも、父との約束を果たす為日本で戦っているというエピソードは感動ものですね。

 

ライト級GPでは敗北してしまったグスタボ選手ですが、これからも是非RIZINに継続参戦して欲しい選手です。

 

RIZINについては他にも色々な記事を書いていますので、是非ご覧ください。

 

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それではまた次回の記事でお会いしましょう。

 

アデュー(*^ω^*)