【RIZIN】金原正徳は日本人で唯一山本KIDに勝利経験があり強い?RIZIN初参戦で総合格闘技での試合は2年ぶり?バンタム級日本人最後の大物?これまでの経歴や戦績をまとめてみた!
みなさんこんばんは!かいてぃーです!
さて、RIZIN.21に参戦が決定した金原正徳選手。
💥RIZIN.21 対戦カード💥
— RIZIN FF OFFICIAL (@rizin_PR) 2020年1月24日
ビクター・ヘンリ― @VictorHenryMMA
🆚
金原正徳
📅:2/22(土)12:00開場 / 14:00開始
📍:浜松アリーナ
🎟:https://t.co/sD7SN52A70#RIZIN #RIZINFF #RIZIN21 pic.twitter.com/qWSbP5OVeD
年齢が37歳であり、格闘家としてはなかなかの歳ですが、今回のRIZIN参戦で初めて名前を知ったという方も多いでしょう。
今回はそんな方のために、金原正徳選手の戦績や経歴を紹介していきたいと思います!
【今回のもくじ】
金原正徳のプロフィール
基本的なプロフィールは以下になります。
本名:金原正徳
通称:ZST最強の男
生年月日:1982年11月19日
出身地:東京都
所属:リバーサルジム立川ALPHA
身長:173cm
体重:61kg
階級:フェザー級→バンタム級
バックボーン:柔術
金原正徳のRIZIN参戦までの経歴・戦績は?
幼少期は野球少年だった金原。
小・中と野球を続け、東京都内の高校へ進学するも中退。
その後、たまたま近くにあった道場へ見学に行ったことをきっかけに格闘技を始めます。
格闘技にのめり込んだ金原は2003年(当時21歳)にDEEPでプロデビュー。
しかし、デビュー戦はチョークスリーパーを決められ敗北を喫してしまいます。
デビューから2年はあまり試合に出場していませんでしたが、3年目である2005年から本格的に試合に出始め、試合数が激増。
ZSTを主戦場としてキャリアを積み、2009年3月には戦極に初参戦を果たします。
初参戦からいきなり戦極フェザー級GPに参戦すると、
1回戦でキム・ジョンマンに3-0判定勝ち
2回戦でジョン・チャンソンに判定勝ち
準決勝で日沖発に判定負けするも、日沖発が怪我によるドクターストップとなり繰り上げで決勝へ。
決勝戦では小見川道大に2-1で判定勝ちし、初代戦国フェザー級王者となります。
同年の大晦日にはDREAM vs SRC対抗戦に参加し、対日本人無敗を誇った山本"KID"徳郁と対戦。
対戦前には
KID:「(戦極の)ベルトかっこいいね」
金原:「僕が負けたらあげますよ」
KID:「別にいらねーし(笑)でも、貰ったら売れるかな」
といったやり取りに加え、戦極王者の金原に対してKIDは
「最近までごくせんと戦極の違いが判らなかった」
「俺に負けてもまだ王者だから安心して」
「弱い犬ほどよく吠える」
と、両者煽りまくりバチバチの展開に。
結果としては、KIDが全盛期を思わせる動きを見せるも金原の3-0判定勝利。
その後、KIDは日本人との対戦をしていない為、金原は
総合格闘技で唯一KIDを倒した日本人
ということになりますね。
この試合後はPANCRASE等に参戦し、2012年4月にはフェザー級からバンタム級への転向を果たします。
バンタム級転向後はDEEPで主に試合を行い、外国人選手を相手に5試合連続の1R勝利を収めます。
2014年4月には北田俊亮と対戦。
1R開始早々に金原がテイクダウンを奪われ、ギロチンチョークを掛けられるもリング外に落下しました。
リング外に落下した北田は後頭部を打ち試合続行は不可能となりましたが、金原が故意に場外へ落したという疑惑が残り金原の失格負けとなります。
北田との試合は失格負けとなった金原ですが、2014年にはこれまでの実績が評価されUFCに参戦することとなります。
2014年9月、UFC初参戦ではバンタム級10位のアレックス・カサレスと対戦し3-0の判定勝利。
デビュー戦こそランカー相手に勝利を飾った金原ですが、その後はUFCで2連敗を喫し、初参戦から僅か3戦目でリリースされてしまいます。
そして2016年のUFCリリースより4年、最近は試合ペースが激減した金原正徳ですが、2020年2月にRIZIN参戦が決定します。
ちなみに現時点での戦績は以下の通り。
勝敗 | 対戦相手 | 試合結果 | 大会名 | 開催年月日 |
---|---|---|---|---|
○ | ジョムホット・チュワタナ | 1R 1:55 肩固め | DEEP八王子超人祭り! 2018 | 2018/4/1 |
○ | チャーリー・アランツ | 1R 0:30 TKO(ドクターストップ) | DEEP CAGE IMPACT 2016 | 2016/12/17 |
× | マイケル・マクドナルド | 2R 2:09 リアネイキドチョーク | UFC 195: Lawler vs. Condit | 2016/1/2 |
× | ハニ・ヤヒーラ | 5分3R終了 判定1-2 | UFC Fight Night: Mir vs. Duffee | 2015/7/15 |
○ | アレックス・カサレス | 5分3R終了 判定3-0 | UFC Fight Night: Hunt vs. Nelson | 2014/9/20 |
× | 北田俊亮 | 1R 1:37 失格(場外に落ちたため) | DEEP 66 IMPACT | 2014/4/29 |
○ | ジョー・ピアソン | 1R 0:21 KO(左フック) | PANCRASE 252 | 2013/9/29 |
○ | ウエイド・チョーテ | 1R 4:14 肩固め | DEEP 62 IMPACT | 2013/4/26 |
○ | トム・マッケンナ | 1R 2:45 TKO(左ボディブロー→パウンド) | DEEP HALEO IMPACT | 2012/12/22 |
○ | トニー・レイズ | 1R 4:28 TKO(右フック→パウンド) | DEEP TOKYO IMPACT 2012 | 2012/7/21 |
○ | ジェイク・ハッタン | 1R 3:16 チョークスリーパー | HEAT22 | 2012/4/8 |
○ | ブレディー・ハリソン | 3R 4:59 チョークスリーパー | Xplode Fight Series: Hillside Havoc | 2011/11/19 |
× | ラスール・ミルザエフ | 1R 1:47 TKO(パウンド) | Fight Nights: Battle of Moscow 4 | 2011/7/7 |
○ | 宮路智之 | 2R 0:09 TKO(左フック→パウンド) | PANCRASE 2011 | 2011/6/5 |
× | 前田吉朗 | 1R 1:27 TKO(スタンドパンチ連打) | 戦極 Soul of Fight | 2010/12/30 |
× | マルロン・サンドロ | 1R 0:38 KO(右アッパー) | SRC13 | 2010/6/20 |
○ | 山本"KID"徳郁 | 5分3R終了 判定3-0 | Dynamite!! 〜勇気のチカラ2009〜 | 2009/12/31 |
○ | 小見川道大 | 5分3R終了 判定2-1 | 戦極 〜第九陣〜 | 2009/8/2 |
× | 日沖発 | 5分3R終了 判定0-3 | 戦極 〜第九陣〜 | 2009/8/2 |
○ | ジョン・チャンソン | 5分3R終了 判定3-0 | 戦極 〜第八陣〜 | 2009/5/2 |
○ | キム・ジョンマン | 5分3R終了 判定3-0 | 戦極 〜第七陣〜 | 2009/3/20 |
○ | アライケンジ | 1R 3:14 KO(右ストレート) | PANCRASE 2009 CHANGING TOUR | 2009/2/1 |
× | 大塚隆史 | 5分2R終了 判定1-2 | DEEP 38 IMPACT | 2008/10/23 |
○ | 杉内勇 | 1R 0:47 KO(スタンドパンチ連打) | ZST BATTLE HAZARD 03 | 2008/8/24 |
× | エリカス・ペトライティス | 5分2R終了 判定0-3 | Shooto Lithuania: Bushido 2008 | 2008/3/16 |
○ | 清水俊一 | 2R 0:42 腕ひしぎ十字固め | ZST.16 | 2008/2/24 |
△ | 小谷直之 | 5分2R終了 時間切れ | ZST.15 〜旗揚げ5周年記念大会〜 | 2007/11/23 |
○ | 鳥山洋一郎 | 1R 3:45 チョークスリーパー | ZST.14 | 2007/10/7 |
× | 西内太志朗 | 1R 3:59 KO(左ストレート) | ZST.13 | 2007/6/10 |
○ | アルーナス・ユルゲルナス | 1R 1:47 スピニングチョーク | Shooto Estonia: Bushido | 2007/4/14 |
○ | 徹肌ィ郎 | 5分2R終了 判定2-0 | HERO'S 2007 開幕戦 〜名古屋初上陸〜 | 2007/3/12 |
○ | 佐東伸哉 | 1R 0:56 腕ひしぎ十字固め | ZST.12 | 2007/2/12 |
○ | 樋村太郎 | 1R 2:20 腕ひしぎ十字固め | ZST SWAT! 08 | 2006/12/17 |
○ | 伊藤健一 | 2R 1:00 KO(膝蹴り) | ZST SWAT! 07 | 2006/10/1 |
△ | 太田裕之 | 5分2R終了 時間切れ | ZST SWAT! 06 | 2006/8/27 |
○ | 樋山久 | 1R 0:56 腕ひしぎ十字固め | ZST SWAT! 05 | 2006/6/4 |
○ | 斉藤利之 | 1R 1:37 TKO(膝蹴り) | ZST SWAT! 04 | 2006/4/23 |
× | 佐東伸哉 | 2R 2:47 チキンウィングアームロック | ZST.8 | 2005/11/23 |
△ | 磯崎則理 | 5分2R終了 時間切れ | ZST BATTLE HAZARD 02 | 2005/9/10 |
△ | 太田裕之 | 5分2R終了 時間切れ | ZST SWAT! 02 | 2005/7/24 |
△ | 奥出雅之 | 5分2R終了 時間切れ | ZST SWAT! 01 | 2005/4/17 |
○ | 井田悟 | 5分1R終了 判定3-0 | ZST-GP2 ファイナルステージ | 2005/1/23 |
× | 奥出雅之 | 4:22 腕ひしぎ十字固め | ZST-GP2 オープニングステージ | 2004/11/3 |
○ | 高屋 祐規 | 1R 2:35 腕ひしぎ十字固め | ZST.6 | 2004/9/12 |
× | 杉内勇 | 2R 1:44 チョークスリーパー | DEEP 12th IMPACT | 2003/9/15 |
27勝のうち20勝がKO/一本勝利
試合決定率も高く、立ち技と寝技のバランスがいいことからもオールラウンダーであることがわかりますね。
RIZIN.21ではビクターヘンリーと対戦!過去には勝利経験も?
金原正徳はRIZIN.21でビクターヘンリーと対戦が決定しましたが、この両者は2018年にも対戦経験があるようです。
対戦の舞台は寝技格闘技専門イベントであるQUINTET。
その際は7分11秒、アキレス腱固めにより金原正徳が勝利しています。
しかしそれ以降、対戦相手のビクターヘンリーは7連勝をマークしており、DEEPバンタム級王者となっている事から、簡単に勝利できる相手ではなくなってきていますね。
また、ビクターヘンリーは23戦の総合格闘技キャリアの中で一度もKO/一本負けをしていない選手ですので、今回も判定決着になることが予想されます。
今回のまとめ
今回はRIZIN.21に参戦が決定した金原正徳選手について記事を書かせて頂きました!
金原正徳選手について簡単にまとめると以下のようになります。
・戦国フェザー級GPで優勝経験あり
・日本人で唯一山本KIDに勝利経験あり
・UFCに参戦するも3戦でリリース
・対戦相手のヘンリーに寝技で勝利経験あり
・RIZINには今回が初参戦
RIZIN.21に参戦する選手については他にも記事を書いていますので、こちらからご覧ください( ^)o(^ )
それではまた次回の記事でお会いしましょう!
アデュー!(^_-)-☆